家にあまっている薬どうする?残薬調整で年間1万円以上の節約も!
「いつもの薬を病院でもらうけど、家には飲み残しがどんどん溜まる…」「引き出しを開けたら期限切れの薬がいっぱい!」こんな経験ありませんか?じつは家にある飲み残しのお薬、薬剤師に相談すれば次の処方で量を減らしたり、調整できるんです。これを「残薬調整(ざんやくちょうせい)」といいます。今日はこのしくみと、年間で1万円以上節約できる可能性のある活用法を、薬剤師がキャラクターで図解します!
日本では年間約500億円分のお薬が「飲まれずに余って捨てられている」と言われています。残薬調整は無駄をなくし、家計にもやさしい制度。慢性疾患のお薬を飲んでいる方は特におトクになる可能性があります😊
① 「残薬」ってどれくらい家にあるの?
日本中で年間500億円が薬箱で眠っている!
厚生労働省の調査では、日本全体で年間約500億円分のお薬が「飲まれずに捨てられている」と言われています。1人あたりに換算すると、慢性疾患の方で年間数千〜1万円以上のムダが発生していることに。
- 飲み忘れた日があった
- 体調が良くて減らしてしまった
- 同じ薬を別の病院でももらった(重複処方)
- 処方日数と次回受診の間隔がズレた
- 副作用で自己判断で中止した
② 「残薬調整」ってどんなこと?
残薬調整の流れ
「処方箋通りの日数を全部もらわなくてもいい」というのが残薬調整。家にある薬を活用して、新たに必要な分だけを薬局でもらえるしくみです。処方箋を変えてもらう必要はなく、薬剤師が医師に確認してくれるのでカンタン!
③ どれくらい節約できる?モデルケース
高血圧薬を月1回受診・3割負担の例
上記は残薬10日分の控えめな例です。実際は3ヶ月以上たまっていることも多く、その場合は年間1万円以上の節約になることも。複数の慢性疾患薬を飲んでいる方ほど、効果は大きくなります。
④ 残薬調整できる「服用薬剤調整支援料」
残薬調整したら薬剤師に+30〜90点
残薬調整をすると、薬剤師の調整作業に対して「服用薬剤調整支援料」という加算がつきます。「加算がつくなら逆に高くなる?」と心配になるかもしれませんが、削減した薬代の方が必ず大きく、最終的にはおトクになります。
⑤ 残薬調整を上手にお願いするコツ
薬剤師に上手に伝える3つのコツ
⑥ こんなときも残薬調整がおすすめ
📅 受診間隔がズレた
「30日分の処方なのに35日後に受診になった」など。残薬5日分があるはずなので、新しい処方で減らしてもらおう。
🏥 別の病院で同じ薬が出た
複数医療機関で似た薬が処方されたら、薬剤師が確認してダブり分を整理してくれる。
🌸 体調が良くて飲まなかった
頓服薬(痛みどめ等)は体調次第で飲まないことも。残った分は次回に持ち越し可能。
🚨 副作用で中止した
飲めずに残った薬を持参すると、薬剤師が医師と連携して別の薬への変更を相談してくれる。
⑦ 残薬を防ぐ日々の工夫
そもそも残薬を作らないコツ
- 家にあまった薬は薬局に持参すれば残薬調整で次の処方を減らせる
- 10日分の残薬で月300〜500円・年3,000〜6,000円の節約に
- 2〜3ヶ月分たまっている方は年1万円以上の節約も
- 「服用薬剤調整支援料」が加算されても、トータルで必ず安くなる
- 処方箋を出すときに「家に残薬がある」とひとこと伝えるだけ
家にお薬がたまりがちな方、ぜひ次回の薬局でひとこと伝えてみてください。「もったいないから捨てる前に」と思うかもしれませんが、それを薬剤師に活用してもらえば、お財布にも環境にもやさしいですよ😊
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